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日本および米国の数学まつり

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数学月間SGK通信 [2014.05.11] No.004
<<数学と社会の架け橋=数学月間>>
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■数学まつり
多くの人々が数学に関心をもつようになるイベントを数学月間では応援しています.
講演会,講習会,数学カフェ,ワークショップ,様々な活動形態がありますが,
子供たちが楽しめて数学感覚が身に着く”数学まつり(フェスティバル)”というのが
あり,英国のMMPでも米国のMAMでも大変人気があります.
今年の米国MAMでも,最終日はMoMathの話題でした.

国立数学博物館MoMath(National Museum of Maths)は,米国唯一の数学博物館で,
ニューヨークのマディソン・スクエアに,2012年12月15日オープンしました.
ここには30以上の対話型の展示があります.
東京でもMomathのような常設の数学展示のあるものは,科学技術館,リスーピア,
東京理科大「数学体験館」などがあります.一度見学されると良いでしょう.

■とっとりサイエンスワールド
常設展示ではありませんが,毎年夏に開催される「とっとりサイエンスワールド」
--美しい数学・楽しい算数--はユニークな数学体験フェスティバルです.
小さい子供からお年寄りまで楽しみにしている市民イベントに成長しました.
鳥取県と鳥取県数学教育会の主催で,
鳥取大学と地元の先生方や生徒がボランティアで運営しています.
今年も,米子(8月2日),鳥取(8月31日),倉吉(9月21日)で実施予定です.
私も万華鏡ワークショップで参加しています.
万華鏡は美しいばかりでなく,対称性の数学と関係があります.

■米国MAMでMoMathが紹介されました.
MoMathとは,冒頭で紹介したように,2012年12月15日にニューヨークに
オープンした数学に特化した国立博物館です.
ホールの展示で目立つのは,正方形の車輪の3輪車が滑らかに走る光景です.
たいへん興味深いので,床面の曲線がどのような形であるかを計算してみました.
ここに掲載する結果(Fig.1)は,2013年7月22日の数学月間懇話会(第9回)で
谷が発表したものです.
ついでに応用問題として計算した3角形の車輪の結果を(Fig.2)に掲載します.

注)2013年10月2日に開設された東京理科大学「数学体験館」にも
同じような4角い車輪の車の展示があります.

Fig.1 四角形の車輪

http://sgk2005.saloon.jp/blogs/blog_entries/view/46/d4ca3f8ca64cfd0e784cf3f249e2461e?frame_id=54

Fig.2 三角形の車輪

http://sgk2005.saloon.jp/blogs/blog_entries/view/46/c81205d7276bfb68cd5bfe06f79bec97?frame_id=54

■編集後記
 メルマガ1号はtxt形式,2号はhtml形式,3号はtxt形式でお送りしました.
みなさん見え方は如何でしょうか?まだ不慣れなので苦労しています.
html形式の場合は,メール配信されると下添え字などが不自然に見えますね.
良い方法をご存知の方はお教えください.

 まぐまぐにすべてのバックナンバーを公開していますから
http://archive.mag2.com/0001633088/index.html で
htmlメルマガを見るを選択すると正常に見えます.

 メルマガはメールで軽快に見たいものです.
そこで,基本的にtxt形式で発行して行こうと思っています.しかし
どうしてもtxtではわかりにくい添え字のある数式,図が必要な場合は
html形式を使うことがあります.その時はまぐまぐのバックナンバーの公開で見るか,
私のブログのメルマガ倉庫の中にあるにあるイメージ形式のものを見てください.

 このメルマガは,公式HPの記事(煩雑で読みにくい)から面白いものを選択し,
完結した読み物になるように編集・書き下ろしています.ブログも同様です.
メルマガは内容重視で,できるだけ言葉txtでわかるようにしたいと思います.
メルマガにない美しい図などは私のブログの方でご覧ください.
イベント情報などもご紹介します.皆様からの情報やご意見ご感想をお寄せください.

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