ランプシェードの組み立て方,30面体の冒険

投稿日時: 2020/09/07 システム管理者

改装後,すべてのランプを交換することにし,IQライトと呼ばれる新しいランプシェードを購入しました.重さはたったの100グラムです.30枚の薄いフレキシブル・プレートで組み立てられているので,とても軽い.各プレートは四角形の形状で,4つのフックがついています.このデザインは,デンマークのデザイナーHolgerStrömによって1973年に発明されました.名称のIQはInterlocking Quadrilateralsー連動する四辺形ーの略です.

図1を見ると,プレートが5個集まる場所と,3個集まる場所があることがわかります.
デザイン自体は一見複雑に見えますが,幸いなことに詳細な説明書が添付されており,組み立ての過程はわかります.
ランプシェードは同じ菱形面でできた多面体です(図2).
その正確な学名はギリシャ語の数値接頭辞の表を見てください.例えば,30面体はロシア語ではТРИАКОНТАЭДРАとなります.

ヨハネス・ケプラー(1571-1630)

宇宙の調和(図3) でてくる,図の右側は30面体です.
30個の菱形面のうち10個しか表示されていませんが,菱形三十面体の名称が,テキストの2行目に認識されます.

図の左側は12面体です.




菱形の三十面体の発見におけるケプラーの優先順位を認めているようですが,菱形12面体と菱形30面体の菱形面の形についいて述べていないということです.

 

ヴェンツェル・ジャムニッツァー(1508 – 1585)

ドイツの有名な宝石商.1568年に、彼はPerspective Corporum Regulariumという本を出版しました。